現在知られている昆虫は、100万種を超えると言われていて、地球上の植物を含めた全生物の半数以上を占めるそうですが、実は100万種という昆虫の種は、あくまで人に確認されて名前がついているものです。

実際には、未発見のものが2〜5倍程度もいると言われています。このように地球上で最も種が多い昆虫とはどのような生き物なのでしょうか。昆虫の分類と特徴については次のように整理されています。

(1)昆虫の分類

昆虫は、学問的には動物界の一群で、「節足動物門汎甲殻類六脚亜門昆虫鋼」と分類されています。カニとかダンゴムシと同様に節足動物門で、その中の昆虫鋼という分類になります。

(2)昆虫の体の特徴

節足動物の特徴は、外骨格で体の外側は硬い外皮で覆われていて、その中に筋肉が詰まっています。そして昆虫を定義づける体の形態的な特徴は、「頭部」、「胸部」、「腹部」の3つに分かれている点です。

①  「頭部」

ここには、咀嚼(そしゃく)・吸汁器官・眼(複眼)と触覚があって、食物を食べる、物を見るための視覚等の感覚器官があります。

②  「胸部」

ここは、3つの節に分かれていて、それぞれの節の左右に脚があります。このため、計6本の脚があります。

③  「腹部」

ここは、10節に分かれていますが、体の末端にある排泄器官、産卵器官と生殖器を除いた多くの節は、ほぼ同じ形をしています。そして、腹部には消化器官や卵、精子があります。そして特徴的なものとして、各節の横部には呼吸をするための「気門」という孔があります。このように、昆虫の腹部は、消化吸収、排泄、生殖、そして呼吸を行う部分です。

昆虫の体の特徴は、以上のようなものですが、さらに、多くの昆虫に見られるものとして「変態する」・「飛ぶ」という特徴があります。もちろん変態や飛翔をしないものもいますが