既に何度かハクチョウ観察に行った友人から、やっとハクチョウが来てくれたという連絡を受けて、昨年訪れた「烏川(からすがわ)」、「荒川」、そして「多々良沼・ガバ沼」等に行ってきました。

「烏川(からすがわ)」と「荒川」のハクチョウは、それぞれ50羽ほどいて楽しませてくれましたが、多々良沼には、残念なことにハクチョウはいませんでした(但し、1日2回程行われる餌付けの時には、ハクチョウが来るようです)。

尚、近くのガバ沼には、ハクチョウがいました。

下の写真は「荒川」で遊泳しているハクチョウたちです。

私たちは、多々良沼周辺探索の順路を、「見晴らし広場」→「ガバ沼」→「浮島弁財天」の順に行いました。そして、「浮島弁財天」付近の状況を見た時には本当に驚きました。

私たちが知っている多々良沼の「浮島弁財天」の遊歩道の周りは、沼の水で囲まれていましたが、先日見に行った時には、人が歩ける程に水位が低下していたからです。(下の写真で土の部分は、いつもなら水没していました)

気になったため、多々良沼の水源について調べてみました。

多々良沼の水源と水位変動の理由

多々良沼は、周囲が7km程の沼で、農業用水の多々良川・孫兵衛川から水が流れ込みます。また、多々良沼は、周辺の農業用水の水源としての機能も担っているため、水位は季節によって大きく変動します。(多々良沼の水位は多々良川の”木戸せき”で制御されていました)

どうやら、稲作に合わせて水位変動が大きくなっています(水位は、4月上旬に上昇して9月下旬に低下します。)

冬場に水位が低くなることは納得しましたが、あまりにも水が少ないので、念のため館林市土木課(管理元)に確認してみました。

土木課の担当者は、「今年は、水の流入量が例年よりも減ったため」と教えて下さいました。水の流入量が減少した理由については聞かなかったため不明です。(流入水源が農業用水ですから、様々な要因が影響しそうです)

多々良沼のハクチョウの飛来数

私たち(2人)は昨年も、今年も多々良沼でハクチョウを見ていません。
餌付けの時には飛来してくれるようですが、ちょっと気になります。

隣接しているガバ沼にハクチョウがいるのに、多々良沼にハクチョウが少ない理由は何でしょうか?

ハクチョウは用心深い性格のため、四つ足の動物がいるところには危険を感じて2度と近づかなくなるそうです。

確かに、烏川(からすがわ)にいるハクチョウも地続きでない中州付近の水辺にいました。

多々良沼への飛来ハクチョウが減少した理由(想像です)

■多々良沼の周囲には水辺近くに遊歩道があるため、ペットを連れた人が通りかかるチャンスも多いのかもしれません。(犬などがいると、ハクチョウは来なくなるようです)

■数年前から多々良沼付近に棲んでいる猛禽類(もうきんるい)が増えたためかもしれません。(猛禽類がハクチョウを襲うのかは不明ですが、肉食系の生き物がいるのは嫌だと思います)

まだハクチョウの季節はこれからが本番です。これから飛来数が増加することを期待しています。
それにしても、ハクチョウたちの気持ちを理解するのは難しいですね!