地球の温暖化のせいかもしれませんが、今年の桜の開花日は平年よりも大幅に前倒しで開花しています。そのため、各地で計画したさくら祭りや夜桜のライトアップ日程と合わなくなり、中止や日程の短縮を余儀なくされたところが目立ちます。

これから満開を迎える青森県弘前市の「弘前さくらまつり」も本番前に、準まつり期間の設定や、遅咲きの桜を案内してくれる鑑賞ツアーを作るなどの計画をたてています。

但し、「弘前さくらまつり」が行われる弘前公園のお堀には、桜の花が散った後でも楽しめる「花いかだ」と呼ばれるすごい光景があります。

「花いかだ」って何だろう

花いかだ

「花いかだ」というのは、「弘前さくらまつり」が行われる弘前公園にある、弘前城のお堀に桜の花が散って浮いたものです。

簡単に言うと、桜の花びらがお堀の水面に漂っているもののことですが、お堀の周りには2,600本もの桜が咲いているため、この桜の花が散ると、水面はピンク色の花びらで覆われます。
この光景は他では見られない絶景です。

そのため、「弘前さくらまつり」の桜は、満開の時だけでなく、水面に散った「花いかだ」も楽しませてくれます。

今年の「弘前さくらまつり」は、2018年4月21日~5月6日ですが、桜の満開予想は、4/18頃です。

それでは、満開になってから「花いかだ」は何日後ぐらいが見ごろなのでしょうか?

過去のデータから予測した「花いかだ」の見ごろ

過去数年の「花いかだ」の見ごろデータを見ると、桜の満開日から、2日後の4日〜7日間が見ごろの時期になります。
今年の満開予想日は、4/18のため、「花いかだ」の見ごろは、4/20~4/26の期間です。

どうやら、どんなに頑張ってもゴールデンウィーク前には終わってしまいそうです。これに対応して、「弘前さくらまつり」では、開幕前の4/18~4/20を準まつりにすることを決めています。

それと、ゴールデンウィーク中の5/4(金)と5/5(土)には、樹木医(桜守)が遅咲きの桜の見所を案内・解説してくれるサービスが行われます。

弘前公園の桜の種類

弘前公園には2,600本の桜の木が植えられていて、ソメイヨシノは、1,700本ですが、遅咲きの桜も600本もあります。

遅咲きのさくらの中で、「弘前雪明り」という種は、2017年に日本花の会から新園芸品種として認定されたもので、地元の期待を背負っています。現在、原木はピクニック広場に植えられています。

「弘前雪明り」の特徴は、つぼみは桃色ですが、咲き始めると白が目立つようになって、満開になると雪のように白い純白の花を輝かせます。鉢植えのものも数鉢あって数カ所で楽しめるようになっています。

弘前公園では、「ソメイヨシノ」や「弘前雪明り」以外の桜、「ヤエベニシダレ」や「うこん」、「東錦」なども楽しめます。

一度は見てみたい弘前公園の「花いかだ」と「弘前雪明り」

「花いかだ」は、弘前城のお堀の水面をピンク色に染める、散った桜の花びらのことでした。木に咲いているさくらの花とは違いますが、写真で見るだけでもすごい光景です。

また、新しく認定された「弘前雪明り」の花は、輝くように純白と言われています。
今まで見たこともない桜の花を味わうため、「花いかだ」と「弘前雪明り」は必見です。