ヒマワリの背丈を伸ばす挑戦者と世界記録

ヒマワリ

ヒマワリは、どんどん背丈が伸びて成長します。通常のヒマワリは、3メートルもあると大きくて感激しますが、世界中にヒマワリの背丈を高くする努力をしている人がいます。

実は、現在のギネス記録に認定された世界一背丈の高いひまわりは、ドイツの園芸家(ハンス・ピーター・シファー氏)が挑戦して作ったヒマワリで、9.17メートルもあります。

ドイツの園芸家は、熟練の栽培技術を駆使して対応したもので、これからも記録に挑戦し続けているため、栽培方法は秘密だそうです。

日本人でも、長年に渡り、ヒマワリの背丈を伸ばすことに挑戦している方がいます。大阪府貝塚氏の山薗氏です。山薗氏が行っているヒマワリの背丈を伸ばす方法について、概要を調べてみました。

背高ヒマワリ作りの方法

山薗氏のヒマワリは、2012年の夏には、「約7メートルもあるヒマワリに花が咲いている」ということで報道され、2015年には「7.4メートルのヒマワリが育った」と話題になりました。

山薗氏の背丈の高いヒマワリの育て方を簡単に言うと、毎年、その年に最も成長したヒマワリのタネを翌年にまいて育てることを、30年間繰り返したのだそうです。

この方法で育ったヒマワリの背丈が、7メートルを超える頃には、ヒマワリの花の直径は約40㎝でした。普通の2~3メートルの背丈のヒマワリの花径は、およそ20㎝程度です。

背高ヒマワリを守る手法

背高ヒマワリは、7メートル以上もある巨大なものです。そのため、ヒマワリの周りには足場を組んで、ヒマワリの状態を近くで見られるようにしています。

世界一の記録の変遷

過去の記録をみると、1986年にオランダで栽培されたヒマワリの背丈が7.76メートルで世界一でした。その後、長い間記録は更新されませんでしたが、2009年にドイツで8メートル超の記録が生まれ、その後、2014年に現在の世界記録(9.17メートル)が認定されています。

背高ヒマワリを作る手法の秘密

ドイツの園芸家の方が作った世界一背の高いヒマワリを写真でみると、ヒマワリの花径のサイズは、40㎝よりも小さいように見えます。

背丈を伸ばす基本的な手法は、日本の山薗氏と同様に、長年かけて、その年の最も巨大に育ったヒマワリのタネを翌年に蒔くという方法で少しずつ背丈を大きくしているのだと思われますが、それ以外に、ヒマワリの花径を抑えることで背丈だけを伸ばしやすくしているのかもしれません。

もちろん、土壌の状態や水やりの頻度なども検討していることでしょう。

まとめ

世界一のヒマワリの背丈は、9.17メートルもありました。大阪の山薗氏が栽培しているヒマワリも、7メートル超の高さがあります。ヒマワリは一年草の植物です。たった数ヶ月でこんなに成長して立派な花をつけるのですから、想像するだけですごいと思いますが、実際に栽培する方々の気持ちはどんなものでしょう。

きっと、ヒマワリが可愛くてかわいくて、天まで届けと考えながら世話をしているのでしょう。毎年、記録に挑戦しながら、暑い夏の日に黄色い大輪を咲かせるヒマワリ作りは、素晴らしい人生も作っているのでしょう。