瓢湖の状況

瓢湖の写真

瓢湖の写真


新潟県の瓢湖(ひょうこ)は、故吉川重三郎氏が、昭和29年に日本で初めてのハクチョウの餌付けをした場所として有名です。

今年も、「白鳥おじさん(斎藤功氏)」による餌付けが始まったそうです。斎藤氏は、2013年に3代目の「白鳥おじさん」に就任して、瓢湖の公園管理事務所臨時職員として、公園の環境維持活動や水鳥の救護、観光客のガイドなどを担っています。

「白鳥おじさん(斎藤功氏)」による餌付けは、午前9時と11時、午後3時の3回行われています。(火曜日と水曜日を除く毎日)

瓢湖へのハクチョウの本格的な飛来は、毎年11月中旬ごろからですが、今年は10月4日に初飛来がありました。午前6時過ぎに8羽のコハクチョウが飛来して、30分程、休憩してから北方向に飛び立ちましたが、当日の午後4時30分頃には、6羽が飛来しています。昨年の初飛来日と同じです。今年も期待できそうです。

瓢湖とハクチョウの生活

2018年10月は、初飛来(10/4)以来、既に沢山のハクチョウが飛来しました[12日(295羽)、19日(2,853羽)]。

このように沢山のハクチョウが飛来していますが、その多くは早朝の6時〜8時にかけて飛び立ってしまいます。ハクチョウたちが飛び立つ時にはグループで行動するため圧巻です。早起きしなければ見ることは出来ませんが、多くの人を惹きつけます。

朝飛び立って行ったハクチョウは、エサを食べるために水田などで過ごしているようですが、夕方の4時頃には、瓢湖に戻ってきます。

朝の8時を過ぎると、多くのハクチョウたちは飛び去っていなくなりますが、瓢湖では、ハクチョウ以外の水鳥たちを近くで観察することができます。

瓢湖は用水池として作られたものですが、水鳥の重要な生息地として認定(ラムサール条約)されています。そのため、瓢湖は、さまざまな水鳥や植物の生息地として阿賀野市が保護活動を推進しています。

ハクチョウは日中どこに行くの?

ハクチョウたちは、エサを求めて瓢湖から阿賀野市や、新潟市、新発田市の水田や河川などに飛んでいきます。そのため、気温が下がってエサ場の水が凍ってしまった時などには、気温が上がるまで瓢湖に滞在しているようです。

夕方になると瓢湖に戻る理由は?

ハクチョウたちは、日中は瓢湖を飛び立って付近の水田や河川などで過ごしますが、夕方になると瓢湖に戻ってきます。

その理由は、肉食の野生動物から身を守るためです。瓢湖には、浮島などがあるため、危険を避けて寝床として過ごせるからでしょう。

まとめ

2018年10月の瓢湖へのハクチョウの飛来は順調のようです。瓢湖でハクチョウを観察するのは、早朝と夕方の時間帯が適しているようですが、瓢湖では、ハクチョウ以外の水鳥たちも観察できるため一日中楽しめるようになっています。

なお、日中のハクチョウたちは付近の水田などにエサを求めて飛んで行っていますが、既に多くのハクチョウたちも飛来しているため、比較的暖かい今の時期は、瓢湖を思う存分楽しめることでしょう。