地中に実るピーナッツ

落花生の花

落花生の花

ピーナッツと言えば、千葉県です。千葉県は生産量のシェアNo1で、国内落花生の8割弱も生産しているようです。

日本には、中国から18世紀ごろに伝えられています。その後、明治政府による栽培の奨励で全国に広まっていきました。

食べると美味しいピーナッツですが、畑で実際の実を見たことがある人は少ないでしょう。ピーナッツの実は、空中ではなくて地中に実ります。

ピーナッツの実(豆)が地中で実る理由を調べてみました。

ピーナッツとは?

ピーナッツは、マメ亜科ラッカセイ属の一年草です。南京豆(なんきんまめ)とも呼ばれています。ピーナッツというのは、英語名の「peanut」の発音が定着したのでしょう。(本来は、ラッカセイに実るマメのことをピーナッツと言いますが、ここでは、草木部分を含めてピーナッツで記載します)

畑で栽培されているピーナッツの草丈は、30㎝〜50㎝の大きさで、収穫の時期に根本の茎を持って引き上げると、根の部分に実がぞろぞろ付いて出てきます。

ピーナッツは、7月の初めごろにチョウチョのような黄色い花を咲かせた後に、めしべの下端部の「子房(しぼう)」から柄のようなものを伸ばして地面に突き刺します。

「子房(しぼう)」は、受粉して果実になる部分のため、地面に突き刺したピーナッツの場合は、地中で実を付けます。

ピーナッツの原産地は何処?

ピーナッツと性質の似ている野生種は南米ボリビアの南部で発見されていることから、原産地は南米と考えられています。

地中に実をつける理由は?

地中に実をつける理由を考えてみると、地中の方がピーナッツを食べてしまう鳥やネズミ、虫などに見つかりにくいということもあるでしょう。

ピーナッツの場合は、「子房(しぼう)」がタネになるには、「暗闇」と、「十分な水分」、それと「土の抵抗」が必要なのだそうです。

ピーナッツは、子房を地中に潜らせることで、土の抵抗を感じ取り、光をさえぎり、そして土中の子房からダイレクトに水を吸収していたのです。

なお、ピーナッツと同じように、タネを土の中に実らせる植物には、帰化植物の「ツタバウンラン」があります。他にも、似たような性質の植物はありますが、少数です。

まとめ

ピーナッツ(ラッカセイ)のタネは土の中で実ります。その理由は、タネの元になる子房が、「暗闇」と、「十分な水分」、それと「土の抵抗」を必要としたからでした。

地中に実を付けることで、食べられてしまうリスクは少なくなると思いますが、根と同じ場所にタネがあるため、何世代も同じ場所で育つことになるでしょう。

そんなことを考えると何処まで行っても疑問は残るため、この辺りで中断します。

話は変わりますが、先日、妻が頂いてきたというピーナッツは美味しかったです。そのピーナッツはとても大きいものでした。茹(ゆ)でたものでした。

妻が言うにはもともと大きいと言っていましたが、茹でたために水分を含んで膨らんでいたのかもしれません。まるで、クワガタの幼虫のように見えましたが、普段食べているピーナッツの食感とは、まるで違って新鮮でした。