河川敷の散歩で気になったクルミのこと

クルミ

クルミ

河川敷を散歩して気になるのは、毎年実るクルミです。野生のクルミは自然体験にはもってこいの題材です。クルミの実の採取は一生の思い出になることでしょう。是非チャレンジしてみて下さい。

河川敷を散歩して思い出したこと

今年の夏は雨が多く、天気の日には日射しが強すぎて散歩するチャンスは殆どありませんでした。

最近少しだけ涼しくなってきて、河川敷を散歩する気になってきました。河川敷に生い茂る雑草や樹木の葉は既に虫食い跡や日焼け跡がついて、青々とした躍動感は薄れてきましたが、みどり色の葉を眺めていると気持ちまで生き生きしてきます。

まだ太陽の日射しは強烈ですが、河川敷に吹く風は優しくなっています。いつもの年よりも川の流れに勢いがあって、淀んだ空気も吹き飛んでしまったようです。

ひさびさに気持ちいい散歩を楽しみながら、毎年気になっていた「クルミの木」のことを思いだしました。

クルミの木は、河川敷の中のあちらこちらに生えていて、分厚い緑色の皮に包まれたくるみの実も実っています。

気になる「クルミの木」というのは、そんな河川敷に生えている木のことです。

河川敷のクルミの木の気になること

河川敷にはクルミの木がいっぱい生えています。最初に気になったのは、何故、河川敷にクルミの木があるのかという点です。そしてもう一つは、河川敷のくるみの実は市販されているものと同じものなのかです。今回は、これらを調べることができたので紹介します。

河川敷にクルミの木がある理由

河川敷に生えているクルミの木は、「オニグルミ」と呼ばれるもので、山で生育した「オニグルミ」の実が雨で流されて河川敷で生育したと考えられています。

特に「オニグルミ」は、日当たりの良い水辺を好む種で沢や川辺に自生しやすいのでしょう。日本で自生する種で実が食べられるのは「オニグルミ」と「ヒメグルミ」の2種ですが、散歩で見かけるのは「オニグルミ」です。「ヒメグルミ」は、根を深くはるため河川敷のように水が氾濫して流されるような場所では生育が難しいのかもしれません。

野生のクルミの実は販売されているものと同種類?

日本で食べられる野生のクルミは、「オニグルミ」と「ヒメグルミ」の2種のみでした。

その他にも「サワグルミ」や「ノグルミ」などもありますが、「サワグルミ」は、8mm程の小さな実しかつけず、「ノグルミ」は松かさのような実のため食用にはなりません。

市販されているクルミは、渡来種の「テウチグルミ」やペルシャグルミとカシグルミを品種改良した国産の「シナノグルミ」などです。

野生のクルミの食べ方

河川敷で普通に自生しているクルミは「オニグルミ」と呼ばれる種でした。調べているうちに実際に食べてみたくなりましたが、子供のころ野生のクルミを採って食べたことを思いだしました。

《子供の時に食べた方法》
クルミを採って来た場所は覚えていませんが、まだ緑の果樹をクルミの殻の表面につけていて、そのままでは食べることはできませんでした。

緑の果樹を石で叩いてはがすと、手の平は焦げ茶色のシミだらけになってしまいました。このシミは強いアクが付いたもので、洗い流すことはできませんでした。お風呂に入っても数日間ついていました。

上級生は、クルミの実を地面に埋めて、周りの果樹部を腐らせる技を知っていました。(約1ヶ月間埋めておきます)

上級生を見習って土に埋め、1ヶ月後に土から掘り出して腐った果樹部を洗い流しましたが、この時も素手で洗ったため焦げ茶色のシミは付いてしまいました。(手袋をするべきでした)

硬いクルミの殻は、暫く乾燥させてから石で割って、中のクルミを食べました。砕けて飛び散ちるため、食べられる実はほんの少しでしたが、凄く嬉しかったことが思い出されます。

まとめ

「オニグルミ」は市販されている種に比べて種子は小さく、硬い殻を割るのは大変ですが、野生のクルミを採ってくる楽しみは経験してみないと判らないでしょう。

クルミの果樹部を剥がすのも大変ですが、ビニール製の手袋をすれば問題ないと思います。

10月以降になれば、木から落下した実が地面で腐って硬い殻のみを残す形で採取できるかもしれません。一度は経験することをお勧めします。