特定外来生物のセアカゴケグモを見つけた時の対処方法

セアカゴケグモ

セアカゴケグモ

温暖化とともにオーストリア原産のセアカゴケグモという毒グモの目撃情報が目につくようになってきました。この記事では、セアカゴケグモの特徴や、咬まれた時の症状、見つけた時の対処方法などを紹介しています。

▼目次

    1. インターネットを騒がせたセアカゴケグモとは?
    2. 分布を広げるセアカゴケグモ
    3. セアカゴケグモを見つけたら何をすれば良いの?
    4. 咬まれてしまった場合の処置
    5. まとめ

    1. インターネットを騒がせたセアカゴケグモとは?

    秋も深まった11月20日付けの読売新聞オンライン記事に、岐阜市の小学校敷地内にある公民館トイレで、「セアカゴケグモ」1匹が発見されたというニュースが掲載された。

    「セアカゴケグモ」は、オーストラリア原産の特定外来生物(毒グモ)で、神経毒を持っているのはメスです。

    メスに咬まれると痛みや吐き気、発熱などが数時間から数日続き、場合によっては、脱力感、筋肉痛、頭痛、不眠などの症状が数週間続くこともあると言われています。

    セアカゴケグモの特徴

    セアカゴケグモは毒グモですが、比較的おとなしくて攻撃的な性格ではありません。驚くと、死んだふりをします。

    ただし、死んだふりをしているセアカゴケグモを素手で触ると毒牙で咬まれることもあるので、注意して下さい。

    《サイズと体色》
    オスは、体長3ミリメートルで白っぽい色をしていますが、メスは10〜15ミリメートルの大きさで、腹部の背部には帯状の赤色模様があります(オスの背部は白い斑紋)。(ここで言っている体長は、頭部から腹部の長さで脚部は含みません。)

    メスの背部の赤色模様は、セアカゴケグモの大きな特徴ですが、からだの大部分は濃い褐色で、背部の一部に赤色模様があります。

    《生息場所》
    セアカゴケグモが潜んでいる場所は、日当たりが良くて暖かく、昆虫等のエサが豊富な場所ですが、側溝の隙間や裏側、花壇の隙間、墓地の花たての周囲、エアコン室外機の裏などで、どこにでも生息しています。

    《毒牙の長さ》
    毒を持っているのは、メスだけです。

    メスの体長はオスの数倍ありますが、牙長は0.7ミリと短いため、衣服やゴム手袋を通して皮膚に到達することは少ないでしょう。

    2.分布を広げるセアカゴケグモ

    セアカゴケグモは、1990年代に外来種の毒グモとして、主に西日本で注目されましたが、その後は、東日本各地でも確認されています。

    3.セアカゴケグモを見つけたら何をすれば良いの?

    セアカゴケグモは、おとなしいと言われていますが、万一咬まれると「酷い痛みや腫れ」、「発汗・発熱・発疹」などの症状も出ると言われています。

    そんな経験はしたくないため、次のように対処して下さい。

    • 殺虫剤や靴で踏みつぶすなどして駆除する。
    • 乳白色・黄褐色の卵(卵のう)は、10ミリメートル程度の大きさです。袋などに
      入れて焼却または踏みつぶして下さい。(卵は、殺虫剤の効き目は少ないと言われています。)

    4.咬まれてしまった場合の処置

    セアカゴケグモのメスに咬まれると、酷い痛みとともに腫れてきます。症状が進行すると大変です。傷口を洗い流して、医療機関を受診してください。

    5.まとめ

    セアカゴケグモは、おとなしい毒グモですが咬まれと、針に刺されたような痛みで腫れてきます。症状が進行すると「発汗・発熱・発疹」なども出るようです。

    セアカゴケグモは、オーストラリアが原産とされていますが、温暖化と共に日本各地で見つかっていて、どこにいても不思議ではありません。

    セアカゴケグモを見つけたら、素手で触らないようにして駆除して下さい。