鳥たちが巣作りをして卵で子孫を育てる方法を選んだ理由

巣

鳥は卵を産むとき以外には、巣を持っていません。巣を持っていると外敵に狙われるチャンスが増えて危険だからです。では、鳥たちが敢えて巣作りをして、卵を産むのは何故でしょうか? この記事では、鳥が巣を作って子育てをする理由を分かり易く紹介しています。

▼目次

  1. 1.鳥の巣とは何だろう
  2. 子育てをしない時期の鳥の棲み家
  3. 鳥たちが卵を産む理由
  4. 鳥が特定の巣を作らなければならない理由
  5. まとめ

1.鳥の巣とは何だろう

鳥は卵を巣の中に産みます。巣は、壊れやすい卵を安全に温め、卵から出てきた雛(ひな)を守ってくれる大切な場所です。

人間や、アナグマ、集団生活をするアリなどが生活の基盤のために棲みかを持っているのとは違います。

鳥の巣は、昼間の疲れをとるための家ではありません。夜間に就寝する所でもありません。

鳥の巣は、産んだ卵とふ化したヒナを守って育てる場所です。

2.子育てをしない時期の鳥の棲み家

大多数の小鳥の棲み家は、気に入った木の枝などにとまって暗い夜を過ごしています。水鳥は、天敵から襲撃されにくい水辺周辺の草むらなどを選んで就寝しています。

彼らは、決まった棲み家を持っていません。毎日同じ場所では襲われるリスクが高まるためでしょう。

では鳥たちは何故、わざわざ巣を作って自立するまでの日数を費やす卵を産む道を選んだのでしょう。

3.鳥たちが卵を産む理由

巣箱

巣箱

草食動物の馬や牛、鹿などは生まれると、直ぐに立ち上がることができます。これは、いつ襲ってくるかわからない猛獣たちから身を守るための能力です。

鳥も同じように親の体から産まれたら直ぐに移動できるのであれば、卵で産まなくてもいいのではないかを考えてしまいますが、多くの鳥は空を飛ぶために、少しでも体重を軽くする必要があります。

成長と共に体重が増える子どもを親鳥のお腹の中で育てるわけにはいかないのです。ところが、卵として体の外に産んでしまえば解決します。

これが卵で子孫を産む理由でしょう。

4.鳥が特定の巣を作らなければならない理由

鳥には特定の棲み家はありませんが、子育ての時期には巣を作らなければなりません。それは、外敵から卵や雛を守るためです。

鳥たちは種に応じて、穴の中や地面の上、崖(がけ)等の高所、木の上など、さまざまな安全な場所に巣を作ります。

5.まとめ

鳥たちは、普段は特定の棲み家を持っていませんが、卵を産む時には、巣作りをします。

草食動物の生まれた子供は、肉食獣に襲われる危険を少なくするために直ぐに歩けます。鳥たちも同じようにできれば、特定の巣を作って数ヶ月間も滞在しなくても済むでしょう。

ところが、多くの鳥は空を飛行するために、常に体重を最小限にとどめなければなりません。そのため、卵という形態で子孫を直ぐに体外に出して育てる道を選んだのでしょう。

もちろん進化の過程で、卵という形態をとらざるを得なかったのかもしれませんが、空を飛行するために最良の方法だったのでしょう。