植物は触ると成長が止まるって本当?|これで判った盆栽の秘密

アロエ

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私は植物に触れると大きく生長すると考えていましたが、勘違いでした。植物に触れると茎は太くて立派になるが、殆ど伸びなくなります。理由は、植物から成長抑制のホルモンがでるためです。盆栽はこの性質を利用して幹を太くしていたのでしょう。

▼目次

  1. 盆栽は不思議だ
  2. 盆栽の作り方
  3. ・盆栽の生産地での栽培方法
  4. 何故、植物は触られると伸びないの?
  5. ポイントのまとめ

盆栽は不思議だ

盆栽は小さな植木鉢に小さな松の木などが植えられています。小さな木ですが、幹は太くて、まるで大木に見えます。これが盆栽の魅力ですが、では盆栽は何故大きく成長しないのでしょうか?

これは以前から疑問でした。

盆栽の育て方などを調べましたが、何となく判ったような気もしますが、どこかで納得できません。そんな時、植物は触れられると幹などは立派に育っても、伸びることをやめてしまうという性質を知りました。

ひょっとしたら、盆栽と関係があるのではないか?
そう思って、調べることにしました。

まず、盆栽はどうやって栽培しているのでしょうか?

盆栽の作り方

盆栽 モミジ

盆栽 モミジ

盆栽の作り方は、「葉刈りをする」ことがポイントです。
刈りをすると、樹の養分は一時的に減少してしまいます。養分が減ると、新芽の葉の大きさは小さくなって光合成で作る養分も少なくなることから、次に出る新芽から育つ葉の大きさも小さく育つということです。

では、木の大きさに比べて太い幹や根は、どうしてできるのでしょうか?

・盆栽の生産地での栽培方法

盆栽の生産地では、出来るだけ早く立派な根に育つように養分の豊富な畑で栽培していました。畑に植えたら大きく成長してしまうでしょうが、地中に伸びた根は、5年に1回の頻度で切っていました。これなら太くて短い根ができるでしょう。
そしてもう一つのポイントは、2年目の苗木には針金を巻いて、大木のような曲がりを作ることです。

このような手法で栽培していましたが、盆栽として育つまでには30年もかかるそうです。

何故、植物は触られると伸びないの?

植物学者の説明では、植物に触れると茎は太く立派になるが、殆ど伸びなくなるのだそうです。(トウモロコシなどによる実験では、2回/1日、30秒間、葉に触れると葉に触れない苗に比べて著しく伸長が抑制されることが確認されています)

私は、毎日話しかけることや、触れることで大きく生長すると勘違いしていましたが、植物は、触れられることや風による刺激を受けると、エチレンという成長を抑制する働きの植物ホルモンを出すため、伸びることが抑えられるそうです。

ポイントのまとめ

植物は、「触れると成長を抑制する」という性質を持っていました。理由は、植物に何かが触れると成長を抑制する植物ホルモン(エチレン)を出すためでした。

盆栽の量産栽培は、植物の性質を利用して手間を掛けていました。それでも、盆栽になるには30年もかかるそうです。何事も一朝一夕にはいきませんね。