フジバカマは映像を見ただけでも人を惹きつけてしまう魅力的な花

フジバカマの花

フジバカマの花

フジバカマの映像を見ただけで、魅力に引き込まれてしまいました。フジバカマは、万葉の昔から日本人の心を捉えた植物ですが、現在は自生環境が減って準絶滅危惧種に指定されています。フジバカマは枯れると、桜の葉の香りがして匂い袋などにも使われてきました。そんなフジバカマの魅力を紹介しています。

▼目次

  1. 野趣たっぷりのフジバカマ
  2. フジバカマとは?
  3. フジバカマの香り
  4. フジバカマの魅力
  5. ポイントのまとめ

野趣たっぷりのフジバカマ

フジバカマは、古い時代から人々の心を捉えて和ませてきました。

フジバカマの自然な姿をテレビ映像でちらっと見ただけで、無性にフジバカマのことを知りたくなりました。

フジバカマとは?

アオイロフジバカマ

アオイロフジバカマ

フジバカマは、キク科の多年生植物で「秋の七草」の一つに数えられています。中国から日本に入ってきた植物と言われていますが、本州から九州まで分布していて、万葉の時代から日本人に親しまれていたそうです。

フジバカマは、茎の先に小さな花を付けて束ねたように咲きます(頭状花)。川原の湿った草原などで、群生します。ただし日本では、自生環境が減って準絶滅危惧種に指定されています。

大きさは、草丈(60〜120㎝)で、花は夏の終わり頃から秋の初め頃まで見ることが出来ます。

花色は、もやっとした白や薄紫のような淡い色合いが多く、ナチュラルガーデンにも似合うでしょう。

フジバカマの香り

フジバカマは、生育している時には匂いませんが、乾燥させると、葉っぱや茎内にある芳香成分の「クマリン配合体」が変化して桜の葉の香り(桜餅の葉の匂い)を漂わせてくれます。

中国では、フジバカマのことを、芳香を意味する「蘭(らん)」を使って「蘭草(らんそう)」や、「香水蘭」と呼称し、アロマセラピーや「匂い袋」として活用しています。

フジバカマの魅力

フジバカマのツボミ

フジバカマのツボミ

フジバカマに惹かれるのは私だけではありません。そんなフジバカマには次のようなさまざまな魅力があります。

  • 淡い色の線香花火のような花。
  • 野趣に溢れる群生。
  • 枯れると桜の葉の香りを楽しませてくれる珍しい花。
  • 古い文学に登場してロマンの世界に引き入れる花。
  • 渡りをする蝶(アサギマダラ)が蜜を吸いにくる花

ポイントのまとめ

テレビの天気予報か何かで、ちらっと見ただけですが、以来、群生している「フジバカマ」の魅力に惹きつけられてしまいました。

フジバカマを一目見ただけで、何故か、ロマンを感じてしまいました。そんなフジバカマは、日本の最古の和歌集とも言われている「万葉集」にも登場して、与謝野晶子が物語の面白さを伝えています。

また、紀貫之は、古今和歌集の中で、フジバカマの香りに忘れられない人の思慕を託した歌を詠んでいます。さらに源氏物語にも登場して、求愛の時にフジバカマを使う様子なども記載しています。このような事例をみると、フジバカマは古い時代から日本人の心を揺さぶっていたことが判ります。

私は、フジバカマの本当の魅力を理解していないのかもしれません。来年はフジバカマの群生地域を訪れて、フジバカマを堪能(たんのう)しようと思います。