弱い鳥が群れで行動する4つの利点|単独行動に比べた利点とは?

メジロたちの食事

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多くの鳥は群れで行動します。単独行動よりも群の方が、安全性などが優るためと考えられているからです。この記事では、群れで行動した時の具体的な4つの利点についてまとめています。鳥の気持ちになって、ひと時を過ごすことが出来るでしょう。

▼目次

  1. 弱い鳥が群れで行動する4つの利点
  2.  ①外敵を発見しやすい
  3.  ②繁殖に都合が良い
  4.  ③食べ物を得やすい
  5.  ④教育効果が高い
  6. ポイントのまとめ

弱い鳥が群れで行動する4つの利点

鳥は種類によって違いますが、群れで行動をするものが目立ちます。群れは、弱い鳥が厳しい自然界で生き残るためにとっている行動で、単独で行動する場合に比べて、メリットの方が高いのでしょう。

群で行動した時のメリットには次のような4つの利点(①〜④)があります。

 ①外敵を発見しやすい

群れで行動する鳥は、その中の1羽が、外敵を発見すると、発見した鳥は大騒ぎをしたり、逃げ出したりします。たとえ、他の鳥が外敵を見つけることができなくても、逃げ出す鳥をみて、同じように行動すれば逃げられます。

また、仮に1羽が襲われた時には、他の鳥たちは逃げることができます。

もしも単独でいる時と群れで行動する時の襲われる頻度が同じと仮定すれば、群れの場合は、自分が襲われる率は、群れの鳥の数を分母にして割った頻度と考えても良いでしょう。

この計算式が成り立つのなら、単独で行動する時よりも遥かに小さな確率になります。つまり、安全性は高まって、生きのびる確率は大きく伸びることになります。

 ②繁殖に都合が良い

繁殖期になると、自分に合った伴侶を見つけて子孫を残さなければなりませんが、広い自然界で単独に生活していたのでは、相手を探すだけでも大変です。ところが、群れで多くの鳥たちといっしょに行動していれば、適齢期の鳥も直ぐ近くにいるので、理想的な伴侶を容易に選ぶことができます。

 ③食べ物を得やすい

単独で行動している鳥は、食べ物を見つけることができないこともありますが、群れで行動すると、多くの目で食べ物を探すため、見つける可能性は高くなります。群れで行動するとほぼ確実に食べ物にありつくことができるようになります。

 ④教育効果が高い

群れで行動することで、様々な世代の鳥と行動をともにするため、経験の少ない若鳥たちにとっては日々の生活で危険を察知する方法や、餌のとり方、外敵からの逃げ方などを目の前で学習することができます。

群れで行動すると、以上のような4つの利点が考えられています。

尚、鳥は、群れで行動を共にするため、羽根の色で区別をしやすくしていることや、視覚や聴覚が発達したことも考えられています。

ポイントのまとめ

カモメの群

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鳥が群れで行動する理由は、次のような4つの利点があるためと考えられています。

  • 外敵を発見しやすい:群れの中にいれば、多くの目で外敵をみているのと同等の効果が期待できます。
  • 繁殖に都合が良い:群れの中には、多くの適齢期の鳥がいるので、伴侶選びも容易にできる。
  • 食べ物を得やすい:多くの目で食べ物を探すため、飢えに苦しむことは低減する。
  • 教育効果が高い:様々な世代の鳥と行動をともにするため、目の前で有益な学習ができる。