シロアリはすごい生物だった|アリとの違いと注目ポイント

シロアリは希望

シロアリは希望

シロアリは、木や、コンクリート、プラスチックまで食い荒らすため、嫌われていますが、将来役立ちそうな生き物です。シロアリの腸には、繊維質を分解する微生物がいて、セルロースを分解するため、植物由来の油生成に役立つことが期待されているのです。

▼目次

  1. シロアリはすごい生物だった
  2. シロアリとアリの違い
  3. シロアリの注目ポイント
  4. ・セルロースの分解
  5. ・シロアリの女王の寿命と産卵数は、昆虫界のNo1
  6. ポイントのまとめ

シロアリはすごい生物だった

シロアリは、アリではないということは知っていましたが、これほどすごい生物とは知りませんでした。

シロアリは、木や、コンクリート、プラスチックまで食い荒らすため、嫌われていますが、何だか将来役立ちそうな生き物です。

シロアリは、ゴキブリの仲間ですが、すごい生物でした。今回は、「アリとの違い」と「シロアリの注目ポイント」に絞って紹介します。

 

シロアリとアリの違い

シロアリは、アリという名前ですが、アリではありません。次にその違いを整理します。

  1. 幼虫の時から働くのはシロアリで、アリは成虫になってから働きます。
  2. アリは蛹(さなぎ)になりますが、シロアリには蛹の期間はありません。
  3. アリは、女王アリ以外もほとんどメスですが、シロアリはオスとメスが同数います。
  4. アリは、動物や植物を食べますが、シロアリは腸に繊維質を分解する微生物がいて、主に朽ちた植物を食べます。

 

シロアリの注目ポイント

シロアリは嫌われていますが、シロアリには凄い能力があります。

・セルロースの分解

土になる朽木

土になる朽木

シロアリは、一部の微生物しかできない、難分解性のセルロースを分解できる貴重な生き物です。シロアリの体内(消化器官)には、共生している微生物がいるからです。この微生物のおかげで、シロアリだけでは消化できない木材も食べることができるのです。

《シロアリが木材を食べる理由》
シロアリの消化器官内にいる微生物が木材を消化すると、有機物(酢酸など)ができます。シロアリは、この有機物を栄養にするため、木材を食べています。

実は、シロアリの消化器官内で行われているセルロースの分解プロセスは、植物由来の油生成に役立つものとして注目されています。

もう一つのすごいところは、シロアリの女王の寿命の長さと、産卵数の多さです。

 

・シロアリの女王の寿命と産卵数は、昆虫界のNo1

シロアリの女王は、普通のシロアリの3倍ほどの大きさです(15mm)。女王の夫(王)は普通サイズですが、いっしょに王室に住んでいます。

女王が大きくなるのは、働きアリから十分な栄養をもらっているためですが、女王は生きている限り産卵し続けます。しかも長寿のため、1匹の女王で、50億個も産卵するそうです。

寿命は100年とも言われていますが、ちょっと信じ難いため、明確なデータを見つけたら紹介します。

 

ポイントのまとめ

シロアリは、ゴキブリの仲間で、木や、コンクリート、プラスチックまで食い荒らすため、嫌われていますが、何だか将来役立ちそうな生き物です。

シロアリとアリを比べると、さまざまな違いがあるため、見かけは似ていても違う生物だと分かります。

シロアリの最も注目されている点は、シロアリの腸には、繊維質を分解する微生物がいて、セルロースを分解していることです。

この分解プロセスは、植物由来の油生成に役立つものとして注目されています。シロアリは、人類に役立つ救世主になるかもしれません。