強い雑草というイメージよりも親しみやすさが似合うエノコログサ

ねこじゃらし(エノコログサ)

ねこじゃらし(エノコログサ)

ねこじゃらしと呼んでいた雑草の正式名称は、エノコログサでした。エノコログサは、夏の直射日光にも負けないで、どこにでも生えてくる強い雑草ですが、強いというイメージよりも何とも言えない親しみやすさがあります。そんなエノコログサを紹介しています。

▼目次

  1. ねこじゃらしと呼ばれる雑草
  2. ねこじゃらしはどんな植物なの?
  3. ・エノコログサにはどんな種類があるの?
  4. エノコログサは食べられるの?
  5. ポイントのまとめ

ねこじゃらしと呼ばれる雑草

庭の隅の方に、ねこじゃらしが生えてきました。よくみると、芝生の中にも堂々とはえています。

毎年、芝の手入れは大変で、草取りをする気にならないのですが、ねこじゃらしのような雑草が生えてくると、蚊と戦いながら、草取りを始めなければなりません。

ねこじゃらしという穂を垂れたような植物は、庭どころか、歩道の片隅のあちらこちらに元気よく生えています。こんなに日差しが強いのに全く平気な顔で、ドンドン増殖しているようです。

まったく雑草というもののエネルギーには、すごいパワーを感じます。雑草は引き抜いてもちぎっても毎年生えてきます。考えてみれば本当に凄い生命力です。

そんな、ねこじゃらしを調べてみました。

 

ねこじゃらしはどんな植物なの?

ねこじゃらしと呼んでいた植物は、イネ科のエノコログサ属で、正式名称は、エノコログサでした。エノコログサを漢字で書くと、狗尾草です。この「狗」は犬のことで、犬の尾の草を表しています。

英語名では、フォックステールグラスと呼ばれます。キツネの尻尾です。何となく、キツネの尻尾は、ふわふわしていてイメージに合っています。

ねこじゃらしというのは、猫がじゃれついてくる様子を現わしたもので、東京付近の方言でした。

ねこじゃらしは小学校の通学の時、どこにでも生えていて、緑色で穂のふわふわとした感触が何とも親しみ深い雑草です。子供の頃は、友人の後ろにこっそりすりよって、首のうしろとシャツの隙間に、ねこじゃらしを入れて遊びました。

 

・エノコログサにはどんな種類があるの?

秋の気配とねこじゃらし

秋の気配とねこじゃらし

ちょっと見ただけでは気が付きませんが、エノコログサにも種類があります。

  1. アキノエノコログサ
    アキノエノコログサは、やや大きめの穂のため、うなだれています。秋(アキ)という名前がついていますが、他のエノコログサと同時期の8月から11月ごろに花を咲かせます。
  2. キンエノコログサ
    キンエノコログサは、穂の色彩が美しくて、ゴールド色に輝きます。
  3. ムラサキエノコログサ
    ムラサキエノコログサは、ワインレッドに輝きます。ムラサキエノコログサや、キンエノコログサの美しい穂は、ドライフラワーとしても人気があります。

エノコログサは食べられるの?

エノコログサは、イネ科の一年草です。これに近いものには五穀米の一つの、粟(あわ)があります。

そのため、エノコログサは粟のようにして食べることもできますが、食べ物が豊富な現在では、実が小さいし固いし、食べられるように準備するのが大変です。ごはんの代わりに食べる人はいないでしょう。

猫などは、胃腸に溜まった毛玉を吐き出すためにエノコログサを飲み込むことはあるようです。猫は、エノコログサを食べることで、毛玉を吐き出しやすくしているのかもしれません。

 

ポイントのまとめ

ねこじゃらしと呼んでいた雑草には、エノコログサという正式名称がありました。エノコログサは、夏の直射日光にも負けないで、どこにでも生えてくる強い雑草です。

但し、強いという印象よりも、子供たちの遊び道具にもなる安全で親しみやすい玩具にもなります。ねこじゃらしを見ると、子どもの頃の古い記憶も蘇ってきます。

ねこじゃらしという呼び名も良いセンスですが、正式名称のエノコログサからも、この植物が持っている雰囲気が伝わってくるような響きがあって、美しい穂のため、ドライフラワーなどでも人気もありました。