フクロウの羽毛に隠された耳と平面顔の重要な役目

フクロウの変な顔

フクロウの変な顔

フクロウは夜行性です。フクロウの平面的で変な顔は、暗い夜に狩りをするため、集音器としての耳の精度向上を図るためでした。この記事では、平面顔の役目と、羽毛の中に隠れた、耳の機能の役目をわかりやすく、詳しく紹介しています。

▼目次

  1. 1.フクロウの平面顔の役目
  2. 2.フクロウの耳
  3.  2-1.フクロウの耳が上下にずれている理由
  4.         2-1-1.フクロウの耳が羽毛に隠れている理由
  5.      2-1-2.フクロウの平面顔の役目
  6. 3.まとめ

1.フクロウの平面顔の役目

フクロウは、平たい顔です。顔が立体的に見える普通の鳥とは、全く違い、人の顔のようにも見えます。フクロウは、何故、こんな顔なのでしょう。

フクロウの平面顔は、耳の機能を最大限に発揮するためでした。

フクロウは夜行性です。暗い中で獲物を捕まえます。そのため、音に敏感に反応するように顔全体で耳を形成していたのです。

では、フクロウの耳はどこにあるのでしょう。

 

2.フクロウの耳

フクロウ

フクロウ

フクロウの頭の上には耳のようなものがありますが、これは羽角という飾りです。フクロウの耳は、目の外側に左右で上下方向にずれたところにあって、耳羽(じう)と呼ばれる羽毛に隠れています。

 

2-1.フクロウの耳が上下にずれている理由

フクロウの耳の位置が左右で上下にずれているのは、音源の垂直方向の精度を高めるためです。

人の耳も、左右の耳に届く音の時間差を感じ取って位置・距離・移動速度・方向などを察知しています。フクロウは、耳の位置を意図的に上下にずらすことで、水平方向だけでなく、垂直方向の精度を向上させています。

 

2-1-1.フクロウの耳が羽毛に隠れている理由

フクロウの耳は耳羽(じう)という羽毛の下にあります。

耳羽は、雨・ほこりから耳を守るだけでなく、フクロウが飛んだ時に出る風切り音を小さくする特別な役目をしてます。耳羽があると、小さな音を捉えることができます。

《耳羽の補足》
収録スタジオなどでは、マイクの前に「ポップガード」というものが置かれています。「ポップガード」は、歌手のツバなどからコンデンサーマイクを保護する役目や、息継ぎの音などの聞き苦しい音がマイクに集音されないようにするためのものです。「ポップガード」は小さなツールですが専門家にとっては無くてはならない大切な役目をしています。フクロウの耳羽は、「ポップガード」と同じ機能を持っています。

 

フクロウは、耳の位置を上下にずらすことで音源の垂直方向の精度を高め、耳羽によってノイズを小さくして聴音感覚を最大化していたのです。

さらに、フクロウの平面顔には、次のような機能がありました。▲目次に戻る

 

2-1-2.フクロウの平面顔の役目

フクロウの顔は平面的です。ちょっと不思議なフクロウの顔にも意味があって、顔全体で「パラボラアンテナ」のような集音装置の機能を持たせていると言われています。

フクロウは、顔全体を使って高精度の耳(集音器)にしていたのです。▲目次に戻る

 

3.まとめ

フクロウの顔は平面的でとても印象に残りますが、理由は、耳の機能を最大限に発揮させるためでした。

夜行性のフクロウは、暗い場所で狩りをするため、耳の機能を強化して獲物の位置精度を高めるように進化したのでしょう。一風変わったフクロウの顔も、このような特別な機能を担っていたのです。▲目次に戻る