ゴジュウカラという小さな鳥の名前の由来は?

2羽のゴジュウカラ

ゴジュウカラの名前に興味を持って、ゴジュウカラの特徴や、名前の由来を調べました。名前の由来は、さまざまな説があります。「元気の良い可愛い鳥を自分たちの仲間」として、親しみを込めてゴジュウカラと命名したという説には、共感します。

1.親近感を呼ぶゴジュウカラという名前

ゴジュウカラという鳥は、日本中どこでも見ることができる小さな小鳥です。それにしてもゴジュウカラと呼ぶのは何故でしょうか?

名前に親しみを持った方は多いでしょう。そんなゴジュウカラについて紹介します。

2.ゴジュウカラとは?

逆さまのゴジュウカラ逆さまのゴジュウカラ

ゴジュウカラは、13㎝ほどの小さな鳥ですが、いつも大声を張り上げて、「フィ・フィ・フィ・フィ」と忙しく鳴いています。

世界的には、広大なユーラシア大陸や北アメリカ大陸の極寒地域を除いた所に広く生息しています。日本では北海道から九州で年間を通じてさまざまな場所で観察できますが、冬になると、極度に寒い高山などは避けて、平地から山地の落葉広葉樹の林で暮らしています。

体の色は、頭から背中、主翼や尻尾にかけて灰青色、くちばしの根本から目を通して首のあたりまでは、細い帯線の黒色です。この黒い帯線の下の頬は白色、頸から腹部、お尻にかけて薄茶色です。

身軽に木の梢を行き来している、可愛らしい小鳥です。

 

2-1.ゴジュウカラの特徴

ゴジュウカラは、しっかりした爪で、がっちりと木の幹につかまることができます。ゴジュウカラの小さな体に比べて太い幹に垂直にとまって、上向きや下を向いて歩くこともできます。

この仕草を見ると、驚きます。

 

2-2.ゴジュウカラの子育て

ゴジュウカラは。春先から梅雨の時期にかけて繁殖します。この時期は、オスとメスが一緒に行動して樹木の穴やキツツキが掘った古巣などに木の皮を敷いて巣にします。

ゴジュウカラは自分で巣穴を掘れないため、他の鳥の古巣などを活用しますが、巣穴の入口などに泥を塗って、出来るだけ入口を小さくして使います。

卵を産んだ後の抱卵はメスが行い、オスはメスの為にエサを運びます。卵は18日〜20日で孵化(ふか)しますが、5匹〜7匹もの雛(ひな)へのエサ運びは大変です。雛が巣立つのは、20日〜25日もかかります。その間、オスとメスが忙しく対応します。

 

3.ゴジュウカラの名前の由来

ゴジュウカラという名前は、江戸時代から呼ばれていました。江戸時代の人は、40歳で初老、50歳で老人です。ゴジュウカラの青系色が、落ち着いた爺さんのイメージがあるため、このように命名されたという説があります。

なお、ゴジュウカラの「カラ」は、小鳥の意味だそうですが、同胞=仲間という意味もあると言われています。

このことから、ゴジュウカラを可愛がっていた老人たちから、渋い青系色をした小さくてかわいらしい小鳥を、自分たちの仲間として親しみをもって命名したのでしょう。という説です。

実は、ゴジュウカラの名前の由来は、諸説ありますが、はっきりしていません。次のような説もあります。

  1. シジュウカラに似ているから、単純に10を足した。
  2. シジュウカラ以上に沢山いたから。
  3. 鳴き声が、ゴジュ、ゴジュと聞こえたから(?)。

など、さまざまな説がありますが、あまり面白みがありません。

私が好きな説は、「小鳥を可愛がるお爺さんたちが、ちょこまかと機敏に動き回れるけど、青系色で年配の雰囲気をした小鳥を、自分たちの仲間という気持ちで、ゴジュウカラと名付けた」というものです。

 

4.まとめ

ゴジュウカラという変わった名前の小鳥について、名前の由来を調べましたが、どれも納得するような決め手に欠けていました。

いずれにしても、ゴジュウカラとかシジュウカラという名前は、現代人にとっても何かが響く名前です。「カラ」というのが将来を言っているようで、ゴジュウから頑張ろうとか、ゴジュウからが人生の本番だからというようなことを連想するのでしょう。

ロクジュウカラとか、ナナジュウカラ、ハチジュウカラ、ヒャクカラという鳥がいないのは残念です。

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