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アリジゴクのすごい生態

アリジゴク

アリジゴクは、ウスバカゲロウの幼虫です。そのため、アリジゴクという名前は通称です。アリジゴクは、乾いたさらさらの土があるところにすり鉢状の巣を作って獲物がくるのを待つ昆虫です。記事では、アリジゴクにの変わった習性を、紹介しています。

アリジゴクのすごい生態

アリジゴク(幼虫)は肛門を閉ざしています。アリジゴクは、蛹(さなぎ)を経て成虫になりますが、成虫になるまで、一度も糞をしないと言われています。

また、アリジゴクの幼虫時代は、すり鉢状の巣で獲物を捕獲すると、体内に猛毒の消化液を入れて体の組織をジュース状にして吸引します。

体内組織を吸い取られた獲物は、猛毒成分で、黒色化してしまいます。

アリジゴクに肛門がない理由

理由は、アリジゴクの巣の底で獲物を待っていても、簡単には獲物が来ないためだと考えられています。具体的には、2〜3ヶ月程度、何も食べなくても大丈夫です。

幼虫は、2年か3年で成虫になりますが、幼虫の時には、たまにしか食べ物にありつけないため排出もおしまれるのでしょう。

但し、おしっこをすることは確認されています。

成虫になって最初にすること

アリジゴクは、さなぎを経て成虫になりますが、成虫で最初にするのは、お腹に溜め込んだ糞を出すことです。

ウスバカゲロウとは

アリジゴクは成虫になると、ウスバカゲロウという昆虫になります。

ウスバカゲロウとは、どんな昆虫なの?

ウスバカゲロウは、アミメカゲロウ目、ウスバカゲロウ科の昆虫です。名前にカゲロウがつきますが、カゲロウとは遠い親戚のような関係です。

ウスバカゲロウの体長は、35mm程です。はかない命の代名詞として知られるカゲロウとは違って、2〜3年の寿命があります。

ウスバカゲロウは、イトトンボに似ていますが、4枚の翅は薄くて、見た目も飛び方も弱々しくて頼りなさそうです。

成長過程は、卵から幼虫、蛹をへて成虫になります。成虫の大きさは、35mm程です。ウスバカゲロウの幼虫時代の名称がアリジゴクです。

但し、ウスバカゲロウの幼虫の全てが、アリジゴクを経ては、いないと言われています。

アリジゴクとは?

アリジゴクは全身茶色で、1㎝程の楕円形の泥のかたまりような容姿です。頭の先端には獲物をつかまえるためのかぎ状の「あご」があります。

アリジゴクを指で持つと、「あご」を左右に開いて威嚇しますが、手に噛みつこうとはしません。見かけとは違っておとなしい生き物です。

但し、アリジゴクが獲物を捕まえると、獲物体内に猛毒を入れて、ジュース状に分解します。この時に使用する猛毒は、フグ毒の130倍もあるといわれています。

まとめ

アリジゴクとは、ウスバカゲロウの幼虫時代の呼称です。

アリジゴクの、すごい生態とは、糞をしないことと、獲物を捕獲すると、体内に猛毒を入れて、体の組織をジュース状にして吸い取ってしまうことです。

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