花・野草

ハート型の小さな葉と、輝くような花のカタバミは、どこにでもしぶとく生えてくるので、雑草として扱われます。しかも、黄緑色の葉は、ひときわ目だって、多くの人々から可愛がられています。この記事では、そんなカタバミの特徴などをまとめて紹介しています。

マメ科の花は、チョウが羽根を広げた形の蝶形花（チョウケイカ）です。花には、受粉をするポリネータを呼び込む工夫がありますが、同じマメ科の植物のエンドウは、ポリネータを拒絶して自家授粉を選びました。何故なのか、この記事では理由を紹介しています。

常緑樹の中でも丸くて平べったい葉をした常緑広葉樹は、一年中、緑の葉をつけています。これは、日照時間の少ない真冬でも光合成をするためですが、氷点下になる真冬でも葉を付けていられるだけの工夫をしていたからです。植物の工夫を紹介しています。

虫を捕まえて養分にする食中植物も光合成をしています。そのため、生きることに必要なエネルギーは確保できているはずですが、違うのでしょうか？　この記事では、食虫植物が、虫を養分にしなければならない理由を、食中植物の気持ちになって推測しています。...

ピーナッツの実は、地中で育ちます。地中でタネを付けるメリットは、鳥やネズミ、虫などに見つかりにくいために食べられるリスクが減るからなのでしょう。ただし、これでは何世代も同じ場所で育つことになります。疑問点は残りますが、興味は尽きません。

植物の実は、たいてい鮮やかです。リンゴ、柿、などの果物だけでなく、キュウリやナス、トマトなども輝いています。植物の実が鮮やかに輝く理由は、動物に食べてもらって、子孫を別の場所で繁栄させるためでしょう。実は、もう一つ大切な理由がありました。

植物は動くことはできませんが、植物食の昆虫から積極的に身を守っています。物理的手法や化学的手法だけでなく、昆虫を用心棒にするなどの手法も駆使して食べられないようにしています。この記事では、一例を紹介していますが、内容を見て驚くでしょう。 植...

福寿草は、正月に黄色の花を咲かせます。業者が意図的に開花時期をずらしたためですが、本来の開花時期も真冬で、しかも少し待てば春になる寒い時期に、蜜の無い花を咲かせます。何故、そんな時期に、開花するのか？　分かりやすく紹介しています。