(申し訳ありませんが、本記事の写真は全て削除しました。2021.1.31付)。
多々良沼(たたらぬま)とガバ沼
多々良沼は群馬県の東南部の館林市西部と群馬県邑楽町(おうらまち)に隣接しています。
実際の多々良沼は館林市ですが、多々良沼公園は邑楽町になります。
多々良沼は渡良瀬川と利根川に挟まれた湖沼です。面積はおよそ75ヘクタールで周囲は6km程もあるそうです。水深は季節によって大きく変化します。
多々良沼の周辺は豊かな自然に恵まれていて、ヘラブナ等の魚類、タヌキモなど貴重な水生植物、そして、カモ類・カワセミ・セキレイ等の野鳥、昆虫など様々な生物の宝庫です。
多々良沼に最初に白鳥が飛来したのは(1978年12月)で、その後、飛来数は増えてきました。その後、邑楽町では、多々良沼に隣接する「ガバ沼(通称)」で観察するようになりました。
夏の多々良沼
夏に訪れたところ、広い湿地帯で、萱(かや)等が生い茂っていましたが、沼の周囲には舗装された遊歩道が整備されていて、ちょっとした公園のような雰囲気がありました(申し訳ありませんが、写真は全て削除しました。2021.1.31付)。
冬の多々良沼(含むガバ沼)
2016年から2017年をまたいだ冬は、多々良沼の水位が低いためかどうかは不明ですが、普段多くの白鳥が飛来する場所で、あまり白鳥が見られなかったようです。
写真は、水位の低い多々良沼の雰囲気、多々良沼の野鳥観察棟、およびガバ沼の白鳥観察風景と飛来数確認数を記録した看板です。
トピックス
(1) 10月頃から飛来して、翌年の3月ごろまで観察できます。尚、観察に適しているのは11月から3月上旬です。
(2) 観察に適した時間帯は、夕暮れ時と朝7時から2時間程が良いと思います。特に夕暮れ時には白鳥が飛び立つ姿を観ることができます。
(3) 白鳥は、藻類などを食べていますので浅瀬にいます。又、人に慣れているため、驚くほど近くで観察することができます。
その為、特別な撮影目的でない場合には高価な望遠鏡はいらないと思います。カメラ撮影も、携帯で行う人も大勢います。
(4) 白鳥の観察者は子供連れが多く、服装なども冬場の普段着でくる人が多いです。但し、赤城山から吹きおろす風は強くて冷たいため、それなりの防寒対策は必要です。
(5) 多々良沼とガバ沼にはトイレと無料駐車場があります。
左の写真は、相方の白鳥大好きおじさん(Yさん)が、数年前の冬に多々良沼で撮影したものです。
多々良沼での注意点
(1)ここでは定期的に餌付けをしているため、観察者は勝手にえさをあげてはいけません。
(2)白鳥を驚かせるため、写真撮影ではフラッシュは使わないでください。
(3)ペット(犬)は、連れて来ないでください。
(4) 白鳥に、近づきすぎないようにしてください。(白鳥につつかれることもあります)
交通案内
[乗用車]東北自動車道(館林インターチェンジ)から約20分 北関東自動車道(太田桐生インターチェンジ)から約20分
[電車・バス]東武伊勢崎線の館林駅下車して、多々良巡回線で(県立館林美術館前)バス停下車、徒歩10分 ※東武伊勢崎線(多々良駅)から歩くと、約30分かかります。
その他
「邑楽町白鳥を愛する会」では、麦・パンくず・くず米などの白鳥のえさを募っています。(左記HPからの抜粋です)
連絡先:邑楽町役場 産業振興課 TEL:0276-47-5026