群馬県立多々良沼公園内の多々良沼の西側には、ガバ沼があります。去年の12月下旬ごろに、ハクチョウ好きの友人と共にハクチョウ観察に行ってきました。
12月は寒い日が続きましたが、ガバ沼でハクチョウ観察をしていた人に伺うと、今年は白鳥の飛来時期が遅れているそうです。
ガバ沼周辺に行った日は、日差しはありましたが風が強くてとても寒い日でした。
ガバ沼のハクチョウ飛来数
ガバ沼には、1978年から毎年ハクチョウが飛来します。ガバ沼のある邑楽町(おうらまち)の「白鳥保護の会(左記名称は不明のため勝手につけた仮名です)」のボランティアの方々が、ハクチョウが飛来する時期にデータをとっています(下記写真は、ガバ沼に設置されている記録ボードです)。
白鳥飛来数の記録ボードの数字は、午前と午後に分かれていますが、午前は、8時30分頃、午後は15時ごろの餌やりの時に観察(ボランティアの方々が実施)したものです。
このような細かいデータとは別に、年度の月毎のデータが、邑楽町(おうらまち)のHPに掲示されています。このデータは、その月で最も多くのハクチョウが飛来した数をカウントしたものです。下図は、HPに一覧表で掲示されている昨年度のデータをエクセルで図にしたものです。(2005年度には、観察時の最大で601羽も飛来したようです。)
ガバ沼付近の雰囲気
ガバ沼を観察するエリアは、きちんと整備されていて、トイレ、駐車場、風よけが完備された休憩ベンチなどがあります。
ガバ沼を観察するエリアは杭とロープで仕切られていますが、草刈りは行われていて、整然としていました。
但し、観察エリアからガバ沼の水辺までは、数メートル離れているため、望遠レンズは必須です。
現場には、三脚や望遠レンズをつけたカメラを持った観察者たちが数名いました。おそらく、白鳥の飛来数が増えてくると多くの人が訪れると思われます。
邑楽町のシンボルタワー
ガバ沼から車で数分のところに、邑楽町(おうらまち)のシンボルタワーがあります。今回、はじめて近くまで行ってみました。
シンボルタワーは、邑楽町役場の後ろにそびえ立っていました。高さは60m弱ですが、周りは殆ど平地のため、すごく目立ちます。近くでみると思っていたよりも立派な建物で驚きました。
36m付近の展望台からは、上毛三山、富士山、そして東京のスカイツリーまで見られるようですが、訪問した日は休館日でした。(月、火は休館日)
入館料は、たった100円です。本当に残念でしかたがありません。次回来た時には、展望台からの景色を眺めるつもりです。
尚、展望台の目の前には、邑楽町役場があって、高速バスの停留場もありました(近傍の電車の駅からのバスの停留所もあります)。
多々良沼公園が近くにありますから、バスや電車で来て、歩いて楽しむのにはもってこいの場所だと思います。
私も歩くのは大好きです。暖かくなって、ハクチョウが北に帰ってしまったら、多々良沼公園の散策も行いたいと思います。