白鳥好きの友人の低いテンション

ハクチョウの写真

もう、11月の下旬近くなのに、友人のテンションは低いままです。ハクチョウを見に川に行こうとさそっても、あまり乗り気になりません。

友人は、『まだハクチョウは来ていない。ハクチョウの生息地の気温が高いのだろう。』と主張します。

本当なの? と聞いても

『多分、来ていない!・・・だろう。でも、そろそろ見に行ってくるよ』

白鳥好きにしては本当に、やる気あるの? と聞いてみたくなるほどの低テンションです。確かに、関東地区は暖かい日が続いていました。そうなのかもしれません。でも、数年前は10月でもハクチョウは飛来していました。

気になったので、新潟や東北方面の状況を調べてみました。

新潟県の瓢湖の状況

新潟県の瓢湖(ひょうこ)は、多くの渡り鳥がやってくる有名な湖です。「白鳥の渡来情報」もライブカメラで発信しています。

瓢湖には、毎年10月中旬ごろになるとハクチョウが飛来します。今年も、10月4日に8羽のコハクチョウが飛来して、その後も順調に増えてきています。11月2日には、5,091羽と既に5,000羽を突破していました。

瓢湖に飛来するハクチョウは、11月末から12月初めごろにピークをむかえ、その後は徐々に数を減らして、3月第3週頃になると飛び立ってしまいます。このデータを見る限り、瓢湖に飛来するハクチョウは、過去のデータと同程度のようです。

東北地方へのハクチョウの飛来状況

環境省が取得している渡り鳥の飛来状況データで、2018年秋以降のハクチョウの飛来状況を確認してみました。

大山上池と下池

大山上池と下池は、山形県鶴岡市大山のため池ですが、2008年に大山上池・下池は国から鳥獣保護区に指定されていて、多くの渡り鳥がやってくる場所です。大山上池・下池は、日本海側のため、飛来するハクチョウの多くはコハクチョウですが、例年と同様に多くのハクチョウが飛来しています。

  • オオハクチョウ
    2018年11月2日(38羽)
  • コハクチョウ
    2018年10月12日(752羽)、2018年10月23日(2,283羽)、2018年11月2日(4,354羽)、なお、初飛来は2018年10月5日(34羽)と記録されています。

伊豆沼

伊豆沼は、宮城県栗原市と登米市にまたがっている東北地方最大の低地湖沼で、多くの渡り鳥が飛来する場所です。伊豆沼は太平洋側のため、オオハクチョウが主に飛来します。

  • オオハクチョウ
    2018年10月18日(5羽)、この日のコメントには、多くのハクチョウが伊豆沼を通過しているようだとの記録があります。2018年10月30日(816羽)、2018年11月6日(2,213羽)、この日のコメントでは、「冬本番を思わせる羽数が沼や田んぼで休息や採食行動をしていた」と記録されています。
  • コハクチョウ
    2018年10月18日(1羽)、2018年10月30日(30羽)、2018年11月6日(30羽)。

まとめ

どうやら、東北地方や新潟方面では、例年通りのハクチョウが飛来しているようです。関東地方には、まだ飛来していないのかもしれませんが、気温が暖かいせいかもしれません。

冬の訪れは、これからです。関東地方にも多くのハクチョウがやってきてくれることでしょう。