ゴイサギが好き|ゴイサギってどんな鳥?

ゴイサギ 親子

ゴイサギ 親子

河川敷でゴイサギに出会ってから忘れることが出来ない程好きになってしまいました。何となく滑稽に見える偉そうな姿が好きです。ゴイサギに会えないため、どんな鳥なのかを調べました。さまざまな角度から眺めているので、ゴイサギ全般が判るでしょう。

▼目次

  1. ①やっぱりゴイサギが好き!
  2. ②ゴイサギってどんな鳥なの?
  3. ②-1. ゴイサギの生息地
  4. ②-2.ゴイサギの生態
  5. ②-2-1.繁殖
  6. ②-2-2.幼鳥
  7. ②-2-3. 食べ物
  8. ③ポイントのまとめ

①やっぱりゴイサギが好き!

ゴイサギは、数年目に河川敷を散歩している時に川原の中の土が堆積したような小さな中州に、ふんぞり返って偉そうにしていました。実は、その後に「ゴイサギ」の名前を調べて、もう一度見てみたいと考えていましたが、残念ながら出会っていません。

理由は判りませんが、あのズングリムックリした、偉そうな鳥が好きになりました。どうしても再会したくなって「ゴイサギ」の生態を調べてみました。

②ゴイサギってどんな鳥なの?

ゴイサギ 顔

ゴイサギ 顔

地上にいるゴイサギを見ると、くちばしや頭から背中にかけての濃紺色と、顔面から腹部にかけての灰色のような白色が目立つツートンカラーで、とても鮮烈です。脚は黄色です。

頭の後ろから白い2本の羽「冠羽(かんう)」が伸びている個体は、繁殖期です。

体長は、58㎝~65㎝程で、カラス大の大きさです。幼鳥の眼は黄色ですが、成長とともに赤色になります。

ゴイサギの体長や比較的短いくちばしは、シラサギやアオサギなどのサギの仲間というよりも、ペンギンです。

②-1. ゴイサギの生息地

「ゴイサギ」の生息地はアフリカ、アメリカ大陸(南北)、ユーラシア大陸、インドネシア、フィリピン、マダガスカル、日本など広く分布しています。日本にいるものは、北海道では、秋に南方に渡る「夏鳥」、本州以南では、年中同じ地域にいる「留鳥(りゅうちょう)」として生息しています。

とても生命力が強くて、沼地、川、海岸などの水さえあれば、「ドブ川」のようなところでも暮らせますが、オーストラリアには生息していません。

②-2.ゴイサギの生態

「ゴイサギ」は夜行性(鳥全体の3%程)の鳥でした。そのため、人とはあまり出会わないようです。ただし、春から夏の子育て中の期間は、雛(ヒナ)のために昼間からエサを探して飛び回っています。

②-2-1.繁殖

日本の「ゴイサギ」は、春から夏にかけて繁殖します。「ゴイサギ」の巣は、他のサギと一緒に住むサギ山が無くても単独で生活します。つまり、サギ山が破壊されても生き延びられるしぶとさがあります。

「ゴイサギ」は、オスが巣材を運んで低木に巣を作ります。卵は、3~6個程生まれて、21日から22日間で孵化(ふか)します。食欲が旺盛な雛(ひな)のため、両親で力をあわせてエサを探します。

雛(ひな)は20日程で、巣からでますが、飛ぶことができないため、両親の保護の生活を継続します。そして、卵から出てきてから、40日~50日後にやっと空を飛べるようになって親から独立していきます。

ゴイサギの雛は、卵として産まれてから、独立するまでの期間には大きな個人差があって、巣からでると直ぐに飛んで行ってしまうものもいれば、巣立ちしてから1週間以上も、両親といっしょにいる個体もいるようです。

②-2-2.幼鳥

「ゴイサギ」の幼鳥時代は、くすんだような色合いをしています。背中は焦げ茶色、腹部にもこげ茶の斑点があって、黄色な目と黒みがかった灰色の脚をしています。鮮やかな成長とは違う鳥のように見えますが、敵にみつかりにくくする効果があります。

②-2-3.食べ物

「ゴイサギ」は、淡水の水辺の生物を好んで食べます。魚、エビ、ザリガニ、カエル、蛇、トカゲなど何でも食べる雑食です。食欲は旺盛です。

③ポイントのまとめ

「ゴイサギ」は、数年前に見てから出会っていませんが、ほぼ世界中で生息している鳥でした。食欲旺盛でしぶとく生きていますが、夜行性のため、見かけることが無かったようです。

尚、「ゴイサギ」は、漢字では「五位鷺」と書きます。この「五位」は、古代日本では人の地位を示しているものです。その位は、一位から七位まであって、「五位」は、宮中に入ることができる程の高い位です。

 

これは、「平家物語」の醍醐天皇(だいごてんのう)の挿話として記載されたもので、天皇の言うことを聞いてくれた鳥に、「五位」という位を授けたお話です。

 

鳥でさえ天皇の権威を理解しているというような権威付けのためのお話ですが、そのお話に「ゴイサギ」が選ばれたのは、どことなく偉そうにしていて滑稽(こっけい)に見える「ゴイサギ」を好きになってしまったのかもしれません。