すばらしい天神山

頂上の小屋 天神山
頂上の小屋

天神山は、愛すべき里山です。40年近く、天神山付近に住んでいますが、これほど素晴らしい山は知りません。記事では、北公園口から登るルートを紹介しています。登山者の人数は、現状が良いですが、多くの方にも知って欲しいという気持ちもあるからです。

天神山に登るようになった経緯

私は、定年退職後、あまり運動もしないでブログ作りばかりをしていました。退職後に痛めてしまった腰痛もあるせいか、後ろに倒れやすくなってしまいました。明らかに運動不足です。

運動不足解消のため、散歩をはじめましたが、筋肉量の低下は補えません。そこでアップダウンのある山歩きが良いだろうという想いから裏山の天神山登山をはじめました。

実際に、北公園口から登り始めると、歩く道は、綺麗に整備されていました(以前は、道などなかったと思います)。急な坂道がありますが、筋肉には丁度良い負荷です。

天神山登山ルート

天神山(てんじんやま)とは、素晴らしい名称です。山の名前だけを見ると、標高が高そうです。でも、実際は、たったの320メートルです。我が家の標高は、160メートル付近のため、標高差は、たったの160メートルです。

なあーんだと、ガッカリした声が聞こえてきそうです。でも、天神山の頂上までは、アップダウンの坂道が数箇所あります。落葉を踏みしめる為、思っている以上に腰も使います。登りでは、足を踏ん張り、下り坂では、滑らないように踏ん張るためでしょう。そのため、ややスローテンポの私には往復、1時間ほど要します。

実際の景色

タンポポ

タンポポ

北公園付近の登り口には、黄色のタンポポが咲いていました。地面すれすれの位置に、鮮やかな黄色の花が4つ、とても目立ちます。

この北公園口からのルートでは、息が切れる上り坂になっています。

途中には、ちょっと小高くなった小さな展望台があります。ただし、少しだけ眺望がある小さな広場以外には、人物が描かれた漫画風の絵と、展望台と書かれた小さな板切れがあるだけです。地図がないので、寂しいです。

展望台の下には北公園口方面を含めて、道は3つにわかれています。標識の「さくらのひろば」方面に行くと、小さな小屋と案内板があります。

途中の小屋と案内板

途中の小屋と案内板

案内板は古いですが、漫画チックに描かれていて、天神山の全体像がつかめます。天神山の頂上は、小屋の下にある左側の道に進みます。

天神山の頂上は、もうすぐです。

頂上付近の道中

頂上付近の道中

少しきつい上り坂を登り切ったところが、天神山の頂上です。

頂上入口の標識

頂上入口の標識

頂上の手前には、目立つ標識があります。

石のテーブルと椅子

石のテーブルと椅子

天神山の頂上には小屋と石でできた小さなテーブル、椅子があります。それだけでは、ありません、小さなほこらや、お地蔵さん、そして天神山の歴史などの書き物もあります。お地蔵さんには、カップ酒や果物等も供えられていました。

天神山の由来

天神山の由来

また、頂上の小さな小屋には、訪れた方が自由に記入できる、ノートもありました。すでに、3冊目です。このノートは、天神山の愛好者による御好意です。

さらに、この頂上はパラグライダーの離陸場所にもなっていました。頂上部の、大きな樹木などは、伐採されています。ただし、離陸エリアは、思っているスペースよりも狭いと感じられます。

まとめ

天神山の登山道は、考えていたものより、整備されています。道幅も広くて、落ち葉の絨毯を踏みしめて歩くことができます。

登山に来られる方は、たいてい年配者です。しかも、膝や腰に痛みを抱えている方がほとんどです。

すぐに、筋肉が増強されて体調が改善されるわけではありませんが、天気の良い日には、毎日のように登る方もいます。

私も、この山ほど、歩きやすくて、年齢で不足してしまった筋力を補いやすい山は無いと思います。

まだ、天神山の冬の景色しか知りません。これから徐々に春を迎えて、どんな景色になるのか楽しみです。

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