私は北関東に住んでいることから関東方面へのハクチョウの飛来状況は気になります。WEB新聞からの情報によると、埼玉県や栃木県で既にハクチョウが飛来したようです。

栃木県大田原市へのハクチョウの飛来

2017年10月27日に、大田原市の羽田(はんだ)地区の水田と藤沢地区の琵琶池(びわいけ)に9羽(含む幼鳥)の飛来が確認されています。(初飛来としては、昨年よりも5日程遅れています)

尚、羽田(はんだ)地区の水田と羽田沼(はんだぬま)及び琵琶池(びわいけ)は、栃木県内有数のハクチョウの飛来地になっています。(以前の栃木県内の飛来地は琵琶池が主体でしたが、近年は羽田地区の方が多くなっています)

羽田(はんだ)地区全体(羽田沼と水田)では、毎年250~300羽程が飛来して翌年の3月中旬まで越冬しています。

羽田沼(はんだぬま)は、幅100m、長さ300m程度の湧き水で作られた小さな沼です。

琵琶池には多くの水鳥が飛来するため、平成元年に鳥獣保護区に設定し、平成11年度には琵琶池を中心にして鳥獣保護区の面積を拡大(165ha)しています。
(コハクチョウ、マガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ)などを観察することができます。

羽田地区や琵琶池には、毎年多くのハクチョウの飛来がありますが、
多くのハクチョウを観たい場合は、12月まで待った方がよさそうです。

埼玉県川島町の越辺川へのハクチョウの飛来状況

川島町八幡の越辺川(おっぺがわ)で、2017年10月31日朝に2羽のコハクチョウが飛来が確認されています。(昨年度と同時期)

越辺川(おっぺがわ)は、埼玉県越生町(おごせまち)黒山付近から川島町の落合橋までの30km程の川です。

川島町では、2015年の冬にはじめて、ハクチョウの越冬が観察されて以来、毎年100羽程の飛来があるそうです。
数多くのハクチョウが飛来するのは、12月から1月頃までとなります。

以上のように、既に関東でもハクチョウの初飛来は観測されていますが、本格的な飛来は、少なくとも11月下旬ごろからのようです。

多くのハクチョウを観察したい場合には、天候(気温)にもよりますが、12月以降が無難です。

2017年11月4日時点で、秋田県横手市に点在する池や沼には、シベリアやオホーツク海沿岸等から渡ってきたオオハクチョウやコハクチョウが休憩しているという情報もありました。

秋田県横手市は豪雪地帯のため、真冬になると雪や結氷で水草を食べられません。そのため、ハクチョウの越冬地域ではなく、羽を休める中継地となっています。もう少し寒くなると関東地区に移動してくると思われます。