マツムシのあれやこれや


音符

秋の虫の代表と言えば「マツムシ」「スズムシ」「キリギリス」ですが、「マツムシ」については身近にいないため、詳細を知りませんでした。この記事では「マツムシ」のあれこれを調べて紹介しています。

哀愁の漂う秋の虫の鳴き声がする季節

夕暮れ時に外にでると眩しい月があって、ちょっと涼しい風が吹くようになりました。少し前までは、深夜までセミの合唱が聞こえていましたが、夕方になると秋の虫たちの大合唱がはじまります。

若い頃は、あまり気にならなかった虫の声が、心にしみわたるようです。秋の虫の代表と言えば、「マツムシ」「スズムシ」「キリギリス」でした。ところが、考えて見ると私は、「マツムシ」のことはあまり知りません。

そこで「マツムシ」のことを調べて紹介することにします。

マツムシとはどんな虫なの?

子供の頃、スズムシはお店で買って、虫かごにいれて飼育したことがありますが、「マツムシ」のことは童謡の歌詞で覚えた「チンチロチンチロ チンチロリン」という鳴き声のことしか知りませんでした。

《体形と体色》
マツムシは、スズムシを少し大きくしてほっそりさせたような体形で、大きさは18mm〜35mm程です。体色は、ススキが枯れたような茶色をしています。マツムシに体形が似ている「アオマツムシ」は緑色で、外来種です。(下記はアオマツムシ)

アオマツムシ

アオマツムシ

 

《生息地域》
日本では北海道以外のほぼ全国に生息しているようですが、数は減少していると言われています。(海外では、台湾、朝鮮、中国など)

《棲み家と食べ物》
マツムシは、河川敷などの水の近くにあるススキの根本付近に潜んでいます。食べ物は、草の葉、タネ、枯れた植物、虫の死骸など。

《動作》
夜行性で、すばしっこくて見つけるのは大変です。追いかけて捕獲するのは無理でしょう。

《生態》
マツムシの繁殖期は、8月〜10月ごろで寒くなると成虫は死んでしまいます。生まれた子供は、卵の状態で越冬して、暖かくなる頃に孵化(ふか)します。幼虫は1ヶ月〜2ヶ月で成虫になります。成虫になると、残りの寿命は4ヶ月ほどしかありません。

マツムシの捕獲方法

夜行性のマツムシは、日中の間はススキなどの草むらに潜んでいて、枯れた草のような色をしていて見つけるのは至難の業です。夕方になると鳴き始めるため、マツムシがいる場所は判るかもしれませんが、すばしっこいため捕まえられないでしょう。

マツムシの捕獲経験者によると、罠を仕掛けて餌でおびき寄せる方法が良いそうです。餌でおびき寄せることができたら、網などで捕まえることもできるそうです。

飼育方法

籠の中に土を入れるため、プラスチック製のかごが良いでしょう。かごの中には土を入れて草やススキなどの茎を刺して下さい。かごの中の雰囲気は湿り気が必要のため、霧吹きなどをして下さい。

餌は、コオロギなどが食べるものなら何でも食べます。キュウリの断面を切ったものや野菜、煮干などで良いでしょう。

まとめ

マツムシは、童謡の歌詞のように、「チンチロチンチロ チンチロリン」と鳴いてくれますが、外来種のアオマツムシの鳴き声は、ジイ〜ジイ〜と響き渡るような大声で鳴くため、うるさいと感じてしまいます。

家の周りで鳴くのは、アオマツムシで「マツムシ」のような秋の風情のある声ではありません。ちょっと残念ですが、秋の虫たちの合唱は好きです。アオマツムシの大合唱はうるさいですが、緑色の体色は秋の虫らしい色で好きになりました。

もう少し秋が深まれば、玄関付近で鳴く、コオロギの声も楽しめます。人生には楽しみがいっぱいあります。