野生のクルミの実の楽しみ方

クルミの実 花・野草
クルミの実

河川敷を散歩して気になるのは、毎年、川原の土手に実るクルミです。野生のクルミの実は、緑色の丸い果肉をつけています。果肉の周りには、うっすらと産毛があります。硬いクルミの実を連想する人には、これがクルミの実だとは想像できないでしょう。

河川敷を散歩して思い出したこと

毎年のことですが、河川敷を散歩すると、クルミの実が成っていることが気になります。夏が終る頃、クルミの木は緑色の小さな実を付けます。

本当なら、11月末から今頃が実の取り頃です。

ところが、先日、河川敷を散歩した時には、既に実はありませんでした。おそらく、クルミだと知っている人が取っていったのでしょう。クルミの木の周辺には、実を取った痕跡が残されていました。

北風が吹く、河川敷の空気が余計に冷たく感じられましたが、仕方がありません。

河川敷のクルミの木の、気になること

河川敷にはクルミの木がいっぱい生えています。最初に気になったのは、何故、河川敷にクルミの木があるのかという点です。

もう一つは、河川敷のくるみの実は市販されているものと同じものなのかということです。調べたので、次に紹介します。

河川敷にクルミの木がある理由

河川敷に生えているクルミの木は、「オニグルミ」と呼ばれるものでした。山で実った「オニグルミ」の実が雨で流されて河川敷で生育したと考えられます。

特に「オニグルミ」は、日当たりの良い水辺を好む種で、沢や川辺に自生しやすいのでしょう。

日本で自生する種で実が食べられるのは「オニグルミ」と「ヒメグルミ」です。

但し、ヒメグルミは、根を深くはるため河川敷のように水が氾濫して流されるような場所では生育しないのでしょう。

野生のクルミの実は販売されているものと同種類?

日本で食べられる野生のクルミは、「オニグルミ」と「ヒメグルミ」の2種で、多くは「オニグルミ」と言われています。

その他、「サワグルミ」や「ノグルミ」という種は野生でも育ちます。ただし、小さい実で食用には向いていません。

尚、市販されているクルミは、渡来種のテウチグルミやペルシャグルミとカシグルミを品種改良した国産の「シナノグルミ」などです。

野生のクルミの食べ方

河川敷で普通に自生しているクルミは「オニグルミ」と呼ばれる種でした。食べられるという事なので実際に食べてみたくなる人もいるでしょう。

クルミを食べるには、面倒な加工をしなければなりません。。

《子供の時に食べた方法》
緑の果樹を剥がすと、硬い殻に覆われたクルミの実が出てきます。

食用部は、硬い殻の中です。クルミを食べるには、硬いクルミを割らなければなりませんが、子供の頃は、石でつぶして取り出すため、それ程、苦には感じませんでした。

やっかいなのは、緑の果樹の中にある硬いクルミの取り出し方です。

緑の果樹には、強烈がアクがあって、直接はがすと、手の平は焦げ茶色のシミだらけになってしまいます。このシミは洗っても簡単には洗い流すことはできません。

上級生は、クルミの実を地面に埋めて、周りの果樹部を腐らせる技を知っていました。(約1ヶ月間、地面に埋めておきます)

この状態では硬いクルミの殻があるため、暫く日なたで乾燥させてから石などで殻を割って中のクルミを食べました。石で割るため、食べられる実はほんの少しでしたが、楽しみでした。

まとめ

「オニグルミ」は市販されている種に比べて種子は小さく、硬い殻を割るのは大変ですが、野生のクルミを採ってくる楽しみは経験してみないと判らないでしょう。

クルミの果樹部を剥がすのも大変ですが、ビニール製の手袋でカバーすれば問題ないでしょう。

小学生ぐらいのお子さんは大喜びで付き合ってくれること間違いなしだと思います。今年の時期は過ぎましたが、来年は楽しめるでしょう。(今年は大変熱い夏が続きますが、クルミの実は実ってくれるでしょう。)

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