馬のような顔のショウリョウバッタに会いたい!

ショウリョウバッタの写真 昆虫・虫
ショウリョウバッタの写真

ショウリョウバッタは、大きくて他のバッタに比べると動きが遅いため、子供にも簡単に捕まえられました。顔を正面から見ると、馬のような顔をしていて愛嬌もあります。そんな、ショウリョウバッタに会いたくなって、生態などを調べてみました。

出会ってみたいバッタ

最近は、バッタを見る機会がなくなりましたが、原っぱでは、まだ元気なのでしょうか?

特に、細長くて子供でも簡単に捕まえることができた、ショウリョウバッタという昆虫には会ってみたいと思います。

ショウリョウバッタは、キチキチキチと奇妙な音をたてて、数メートル飛ぶので、子供達には人気がありました。

そう言えば夏の時期は、緑色ですが、秋になると茶色いショウリョウバッタもいました。

今は、秋も深まってきたので、もうバッタはいないと思います。そう考えると余計に、ショウリョウバッタを見たくなってしまい、生態などを調べてみました。

ショウリョウバッタとは?

ショウリョウバッタは、広大なユーラシア大陸の暖かい地域に広く分布しています。日本では、現在、北海道にも生息しています。

ショウリョウバッタの顔

細長くて、ちょっとノホホンとしたような長い顔をしています。ショウリョウバッタの長い顔の先は尖ったように細くなっていて、目と2本の触覚があります。

ショウリョウバッタの大きさ

ショウリョウバッタには大きいものから小さいものまでいると思っていましたが、オスとメスの違いでした。メスの体長は10㎝弱と大きいですが、オスは、5㎝程です。
ショウリョウバッタは、体全体が細長くて、バッタの中では最も大きなものでした。

ショウリョウバッタの食べ物は?

食べ物は、イネ科の植物の葉を食べています。そのため、河川敷や草原などで生息しています。

ショウリョウバッタの生態

ショウリョウバッタは、秋になって産卵を終えると死んでしまいます。産卵場所は、エサとなるイネ科の植物付近の地面です。ショウリョウバッタの繁殖力は強くて、卵の数や産卵回数も多いと言われています。但し、確認されていないことも多くて、明確ではありません。

卵は、5月〜6月頃に孵化(ふか)して幼虫になります。イネ科植物の葉や花などを食べて成長して、梅雨明けの時期に羽化(ふか)します。成虫になったショウリョウバッタは、原っぱなどを飛び回って夏を楽しんだ後、伴侶を見つけて産卵します。どうやら、11月頃まで生息していると言われています。

まとめ

ショウリョウバッタは、大きくて他のバッタに比べると動きが遅いため、簡単に捕まえることが出来ます。今回の調査で、知ったことですが、大きなショウリョウバッタが、メスだったとは、ちょっと驚きです。

子供の頃は、大きなショウリョウバッタを捕まえると、間の抜けたような顔をしているため、勝手にオスだと思い込んでいました。(ショウリョウバッタの顔を正面から見ると、馬のような顔をしていて愛嬌があります。)

でも、間の抜けた顔をしているので、男と思い込むとは、何故だろう。(不思議だ)

ショウリョウバッタは、以前は本州以南が生息地域でしたが、現在は北海道にも生息しています。繁殖力が強いと知って少し安心しました。

来年の夏には、どこかの原っぱで出会えることを願っています。

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