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カタクリという花は、ニリンソウなどとともに「春の妖精」と呼ばれるそうです。
実は、私は花の名前に疎くて、カタクリという花も知りませんでしたが、はじめてカタクリを見た時には感動しました。

カタクリの花は、春先に咲く花です。日が差し込んだ、ちょっとうす暗い落葉樹林の下に、10㎝程の背丈の先にうつむいたように咲いています。

カタクリの花は、ともかく清々しくて清楚できれいで、おしとやかな風情をしています。女性に例えると、若くて前向きで何に対しても真正面に向き合う活動的な性格ですが、それでいて、ちょっと控え目なお嬢さんというようなイメージがします。

そのためでしょうか? 万葉の時代には歌に詠まれていますし、また、多くのハイカーや登山者たちからも慕われている花です。

そして現在では多くの市町村から町の花に指定されています。但し、その反面、絶滅危惧種に指定する都道府県も多く、存続が危ぶまれている花のようです。

カタクリの開花

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カタクリは、発芽しても直ぐには花をつけることはありません。
発芽して1年目は、芽を出すだけです。そして2年から6~8年ぐらいの間は、春さきに楕円形の1枚の葉をつけて、鱗茎に栄養を蓄えることに専念します。

やがて、2枚目の葉がついた頃に、やっと花を開花させてくれます(つまり、相当長い期間に亘って、花をつけてくれません)。そして、開花した年も、周囲の草木が生い茂ると直ぐに葉を落としてしまいます。(じっと、眠りにつくのです)

私のような素人は、開花した翌年以降は必ず開花してくれるものと期待してしまいますが、カタクリの花は気まぐれです。栄養が不足している場合には花を咲かせてくれません。1枚の葉だけをだして、その翌年の開花に向けて栄養補給をするそうです。

カタクリの育て方

カタクリは、養分を球根に十分蓄えてから花を咲かせてくれます。それなら栄養をしっかり与えれば良いと思いますが、球根を見ると殆ど皮がついていないため、外部環境の影響を直ぐに受けてしまいそうです。

カタクリの好む環境は、やや湿った土壌で、半日陰の場所が良いようです。土壌は腐葉土のような養分が多くて、水はけが良いことが前提です。

庭に植える場合は、球根の植え替えは必要ありませんが、鉢植えの場合は、秋の初めごろに行います。その時に、球根は10㎝ぐらいの所に植えます(カタクリは深いところを好みます)。

尚、水やりは重要です。注意するポイントは、いつも水があると球根が腐ってしまうため、土の表面が乾く頃に十分に与えることです。
肥料は、冬の初めごろから、1~2回/月程度の頻度で与えると良いと思います。

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